
近年、価格の安さから話題になることも多い簡易鈑金という方法ですが、安くなる具体的な理由を知らないという方は多いものです。
そもそも、従来の板金修理が高くなってしまうのは、入庫した事故車両が受けているダメージに沿って作業員が工程を変化させていくためです。
一方、簡易鈑金は事前に計画した修理内容を確認しながら修理を進めていくので、迷いなどが生じず技術者の負担が軽くなります。
普通鈑金の場合、新車同然の完成を目指すことから、数多くの手間がかかってしまいます。
しかし、簡易的な方法であれば普通板金に比べると粗さが目立つものの、一目見ただけではわからない程度に留めることから手間が抑えられ、結果的に安くなるのです。